うつわ
📒素材別の特徴とお手入れ方法
器は見た目だけでなく、素材によって性質が大きく異なります。
電子レンジやオーブンを使う前に、その“特性”を少しだけ知っておくと、器を長く安心して使えます。ここでは、素材ごとの特徴と、日々のお手入れの基本をまとめました。
磁器(じき)
高温で焼き上げた、つるりとした表面が特徴の素材です。吸水性がほとんどなく、日常使いにおすすめです。
🏷️特徴
・高密度で強度があり、汚れがつきにくい
・弾くと金属のような澄んだ音がする
・白磁・色磁など、光沢のある多彩な表情が楽しめる
🏷️使用の目安
・電子レンジ・オーブン・食洗機:〇
・直火:×
🏷️お手入れと注意
・加熱前に、外側の水分をしっかり拭き取ってください。
・熱い状態の器を冷水に浸けるなど、急激な温度差は避けましょう。
・食洗機は使用できますが、衝撃や摩擦でヒビが入る場合があります。手洗いの方が安心です。
💫こんな方におすすめ
・毎日使いやすく、すっきりとした印象の器を求めている方
・扱いやすさと清潔感を重視したい方に
陶器(とうき)
やわらかな風合いと、土そのものの質感を感じられる素材です。吸水性があるため、使うほどに表情が変わり、味わいが深まっていきます。
🏷️特徴
・温かみのある質感
・一つひとつ焼き上がりの色合いが異なる
・貫入など、使うほどに表情が変わる素材
🏷️使用の目安
・電子レンジ:△(使用できますが、短時間で様子を見ながらご使用ください)
・食洗機・オーブン・直火:×
🏷️お手入れと注意
・使いはじめに「目止め(米のとぎ汁などで煮る)」をすると、汚れやにおいが染みにくくなります。
・使用後はすぐ洗い、しっかり乾かしてください。
・水分が残ったまま収納すると、カビの原因になります。
・色ムラやヒビ(貫入)は陶器の特性であり、不良ではありません。
💫こんな方におすすめ
・使い込むほどに“自分の器”に育つ感覚を楽しみたい方に。
耐熱陶器(たいねつとうき)
直火やオーブン調理ができる、調理器具としての陶器です。耐熱原料を使用しているため、高温でも割れにくく仕上げています。
🏷️特徴
・土鍋などに使われる耐熱素材
・熱をゆっくり伝え、料理が冷めにくい
・素朴な風合いで、調理から食卓までそのまま使える
🏷️使用の目安
・電子レンジ・オーブン・直火:〇
・食洗機:△(手洗い推奨)
🏷️お手入れと注意
・初めて使う前に「目止め(米のとぎ汁などで煮る)」をすると、汚れやにおいが染みにくくなります。
・加熱前に表面の水分を拭き取り、乾いた状態で使用してください。
・水分を含んだまま火にかけると、急な温度差で割れることがあります。
・使用後はよく洗い、風通しのよい場所で完全に乾かしてから収納します。
💫こんな方におすすめ
・料理を“つくる時間”も“食べる時間”も大切にしたい方
・調理道具と器をひとつにまとめたい方
強化磁器(きょうかじき)
日常づかいに強く、扱いやすい素材です。一般的な磁器に強度を持たせており、家庭用食器にも広く使われています。
🏷️特徴
・吸水性がなく、汚れが染みにくい
・薄くても丈夫で軽い
・光沢のある白が基調で、清潔感がある
🏷️使用の目安
・電子レンジ・オーブン・食洗機:〇
・直火:×
🏷️お手入れと注意
・使用前後は、外側の水分をしっかり拭き取ってください。
・急激な温度差(急冷・急加熱)は、ヒビの原因になります。
・食洗機は使用できますが、器同士がぶつかると欠けることがあります。柔らかいスポンジでの手洗いがおすすめです。
まとめ
どんな素材の器にも、その器だけの“いいところ”があります。土の性質、釉薬の表情、焼き上がりの違い。素材を知ることで、使い方や選び方が少しずつ変わっていきます。それぞれの器が持つ個性を理解しながら使っていくと、気づけば手になじむ一枚になっていきます。
KOYO SOKO スタッフ -うつわ-
KOYO SOKO スタッフが
Foodie に向けてうつわについて発信!